ボーリング調査結果いまだ提出されず

提出期限を守らない事業者

市が独自に調査機関へ依頼した検査報告書(クロス調査結果)が5月20日に提出されているにも関わらず、事業者からのボーリング調査結果は、期限の6月6日を大幅に過ぎても提出されていません。

ボーリング調査結果に基づき今後の埋立残土の処理方向を決定する工程が、このままではズルズルと引き伸ばされてしまいます。

市担当者は、「検査対象数が多いので少し遅れている様だ」と当初は説明をしていましたが、2週間以上過ぎ(6/23現在)何度督促しても提出されない現状に困り果てています。

市議会での「何時までに出させるのか」、「何時頃どんな解決を想定しているか」との議員質問(18日・斉藤議員)に、「事業者に早期の提出を求めている」、「調査結果を精査して適正に対処」とだけ繰り返す杉山環境経済部長の態度には解決への熱意が感じられません。

撤去命令にも従わない事業者

同じ業者が隣接地に許可なく堆積した違法建設残土については、5月に撤去命令が出され、6月第1週には搬出すると約束しながら、その後、「土質検査をして証明書を取らないと搬出できない」と居直っております。

業者が勝手にバラまいた肥料と称する「白い粉」(会はpHの中和剤と指摘)についても、12月に市が出した撤去命令に反し、未だに撤去の様子も見えません。

このような約束を守らない、市からの命令にも従わない業者が大手を振って歩くことがない四街道市にするためにも、市民力を高めていきましょう。